「安心して食べてください。絶対大丈夫です」。インタビューの中で聞いたこの言葉。シンプルだけど私の中でどんどんと重みを増していくような気がします。迷うことなくそう言い切ることのできる背景には、これまでどれだけの試行錯誤があったのだろう。
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三田の地域にちなんだギフト焼き菓子。そのお菓子の名づけの意味合いを一年にわたり紹介してきました。今回はそれらのお菓子を詰め合わせた「さんぽ路」です。そのアソートメントされた箱を開ける瞬間の楽しみ。三田発のお菓子から、我が街・三田を親しみのある土地だと感じて欲しい。そのような想いで三田の「さんぽ路」と名付けました。
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三田の民話「くわばらくわばら欣勝寺」にまつわるお菓子です。 お寺の井戸に落ちた雷のこども。 「これから桑原には雷を落としません」と約束をして和尚さんに助けてもらいました。それから桑原には雷が落ちなくなったとさ。くわばらくわばら。 雷難除けや”落ちない”ことから合格祈願で訪れるお寺です。 是非三田へお越しの際は足をのばしてみてください。
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野の花を摘み仏にたむける。日本人にとって何気ないその行為には、古からの人をもてなす想いや感謝の気持ちも静かに込められています。それが花折れです。古くからある折り紙や切り紙も花への思いを込めながら、姿の美しさを楽しむ、ものを折る、ものを包むそれらのおこないも、やさしさのあらわれですね。
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肥前焼や京焼の伝統を享けつつ三田で花開き、丹波篠山の王地焼や姫路の東山焼に派生した今は無き、幻の三田青磁。そのイメージを重ね合わせて名付けた二品のお菓子。そのダークなオリーブ色が魅力の三田青磁。白眉で稀有な青磁の成り立ちを紹介します。
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