サントアンが大切にしている
3つのこと
philosophy
1. 良質な国産の原材料を伝える
国産の安心できる食材を
小麦粉やグラニュー糖、卵、牛乳、フルーツ類…。
ケーキやお菓子作りには、たくさんの食材を使用します。
ひとつひとつの食材を選択するとき、大切なのはコストよりも味と安全性です。
遺伝子組み換え、農薬の種類や量など、原材料の生い立ちにより起こりうる、さまざまな健康被害が懸念されるなかで、生い立ちがブラックボックスとなりやすい輸入食材は無責任に選択できないと考えています。
小麦粉など、国産に比べ海外品種の方がお菓子作りのうえで扱いやすい、というのも輸入食材が普及している要因のひとつ。
サントアンは、手間を惜しまず、技術を磨いて、国産の食材を使いつづけることにこだわっています。
生産者と心意気を分かち合う
ひとつひとつの原材料を選択する過程で、日本の生産者の方々との、素晴らしい出会いがいくつもありました。
食材への情熱に共感し、心意気を分かち合った生産者の方々に敬意を表し、原材料を分けていただいていることに、感謝の気持ちを忘れることはできません。
私たちが、そのような生産者の方々が育てる素晴らしい食材を選択しつづけることが、日本の生産現場をこの先も支え、良い循環型社会への発展につながると考えています。
保存料・香料・着色料は無添加で
ときに、市場にあふれるお菓子には、必要以上に多くのものが含まれていることもあります。その昔、チルド流通が発達していなかった時代に定番化した保存料、食材本来の香りを上書きし、強く印象づけるための香料、
見た目をとにかく華やかにするための着色料。
これらは、今、必要なものでしょうか。
お菓子は本来、「ごまかし」がなくても、十分に楽しめるものです。
サントアンでは、小さなお菓子屋さんであることの力を存分に活かし、機械をなるべく使わず、手づくりで、お菓子の本来の姿を追求しています。
2. 三田に根付いて
三田の地に生まれ、ここまで店を続けることができたのは、何よりも地元三田の方々に支えていただいたから。
サントアンはこれからもローカルファーストを貫き、三田の皆さまにとって、「頼りがいのある馴染みのお菓子やさん」であり続けられるよう努めてまいります。
三田の地の食材、歴史の魅力を、お菓子を通して伝えることも私たちの使命です。
3. サステイナブルな社会のためにできることを
いずれ自然に土に還る建物を
三田のお菓子やさん「サントアン」は、庭先に植栽を施し、天然素材の木や石や柿渋塗料を多用しています。
長野県大町市の自家焙煎コーヒーの店「美麻珈琲」は藁や牧草で作るストローベイルハウスをセルフビルド建築。
三田のオーガニック食材とカフェの店「ビオ ターブル サントアン」は古民家再生のリノベーション事業でオープンしました。
フードロス軽減への取り組み
2018年春から、かたちが悪いリーフパイ、フロランタンの端などはすべて美麻珈琲で販売し、焼菓子のアウトレット化で廃棄ゼロを目指しています。
2020年春から「RESCUE(もったいない)」パックによる焼菓子完成品(牧の詩の端など)のフードロスを大幅軽減しています。
小さいことからコツコツと・・・脱プラスチックなどの取り組み
2020年7月からGO OUT用のスプーン・フォークをプラスチック製から木製に、手提げ袋をプラスチック製から紙製に変更しました。