未来につながるいちご狩り 文章 山下滉生
サントアンレターで何度か紹介しているYanYanFarmさん。神戸市二郎地区にある減農薬でいちごを栽培する農家さんです。今年からYanYanFarmさんの育ててるいちごをサントアンのお菓子に使わせてもらって、お客様にその魅力を伝えてきました。
「いちご狩りをしませんか」5月上旬、いちごの納品の際に声をかけてもらって、善は急げ。すぐ日程を決め、5月14日サントアンスタッフ5名で農場へいちご狩りにおじゃましました。酸味と甘みのバランスが良く、香りがとても強い印象の紅ほっぺ。やわらかな果肉とやさしい甘さのあきひめ。どちらもそれぞれの良さがある、2種類のいちごを食べ比べました。
一緒においしいいちごの見極め方も教えてもらいました。果肉とへたの境目がはっきり分かれて張りがある。粒々の間隔が広くて赤いものは甘い。日光の当たり方や気温、天気でも味が変わる。なるほど、確かに。味わいながら説明を聞いたので違いがとても分かりやすかったです。
来年の取り引きに向けた話し合いもしました。夫婦2人で作業されているので、無理なく継続しておいしいいちごを届けてもらえるよう、互いの意見を交換しました。
この1日でたくさんのいちごの魅力を感じることができ、生産現場に行かないと分からない発見がありました。いちごのおいしさをお客様に伝えられるよう、お菓子づくりに反映させていきます。
YanYanFarmさん、いちご狩りをさせていただきありがとうございました。来年のいちごも楽しみにしています!